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東海タナゴ研究会 活動ブログ

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高塚ため在来種放流活動

2月21日(火),三重県菰野町田光の高塚ためで「在来種放流会」があり,朝上小学校4年生,田光資源と環境を守る会,東海農政局,FM三重天然・素・こもの,東海タナゴ研究会から約120名の参加で行われました.
 在来種放流活動とは,「池干し」をしてヘドロを乾かし,新たに水を張ったため池に,池干し時に採集し外来種と分け,保護していた在来種や,地域の希少淡水魚を保全のため放流する活動です.今回の放流会では,1月29日の池干し後,田光地区の別の池で保護していた在来魚を回収し,放流しました.放流した生きものは,アブラボテやヨシノボリ類など在来魚類9種,スジエビ,イシガイ科二枚貝のタガイです.これら在来種は前日までに,東海タナゴ研究会と田光資源と環境を守る会メンバーで回収しておきました.
(当ブログ前出)http://toukaitanago.blog63.fc2.com/blog-entry-42.html
当日は朝上小学校4年生などに向けて,東海タナゴ研究会から,写真や紙芝居を使ってタナゴと二枚貝の生態や池干しについての説明を行い,この活動の意義を伝えた後,紙コップなどを使って,高塚ためへ在来種を戻しました.元気いっぱいに放流してくれた4年生には,里川まんが池干し編
(当ブログ前出)http://toukaitanago.blog63.fc2.com/blog-entry-39.html
もプレゼントしました.また今回の放流会では,田光地区のため池からブラックバスなどの外来魚がいなくなったことを宣言する「外来魚完全駆除宣言」が宣言されました.田光地区では2005年からこの池干し&在来種放流活動を行ってきました.池干し直後のため池に,外来魚の再放流がされることもありましたが,池干しを重ね外来魚の排除と希少在来種の保全を続け,今回の宣言に至りました.最後に,田光資源と環境を守る会会長諸岡稲造さんから朝上小学校4年生に向け,「この田光のため池をみなさんも一緒に守ってください.」との挨拶がありました.今回参加したみなさん,ほぼ同じ気持なのではないかと思います.これから先も,田光地区のため池をはじめとする里川の生物多様性が,田光地区のみなさんで保全され続けていくよう,そして,田光地区を良い事例として全国各地で里川の生物多様性保全活動がなされていくよう,東海タナゴ研究会の一員として頑張っていきたいと思います.

(田上佳子)

高塚ため放流会
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| 菰野町 高塚溜 放流会 環境教育 池干し 田光 池干し・放流 |
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高塚溜放流会準備-魚類と二枚貝類の回収作業-

2月20日(月)
翌日の21日は、先月田光地区の方々と池干しした高塚溜に同地区の小学生たちによって、避難させてあった生物を戻す放流会が行われます。
前日である20日、私たちは池に戻す魚類と二枚貝類の回収作業にとりかかりました。
まずは魚類の回収から。
池干し時に採集された魚類は、近くの集水ます(下流の田畑へと流す水を一時的に貯めるタンクのようなもの)に避難させてありました[写真.1]。

写真.1 集水桝v2
[写真.1]

まずはこのますに流れ込む用水を止めるために、流量調節用のバルブを閉めました[写真.2.3]。

写真.2 バルブ閉めるv2
[写真.2]

写真.3 流量調節バルブv2
[写真.3]

同時に流入元である上流の用水路も塞いで、できる限り水を遮ります。
さらに、ます自体の水を抜くために最下部に設置されている排水バルブを開けました。
この時、排水口から魚が逃げるのを防止するために、網をおいて流下させないようにしました[写真.4]。

写真.4 排水口にカゴ網設置v2
[写真.4]

ます内の水位が30~40cm程度まで低下したら、いよいよ魚類採集の開始です[写真.5]。

写真.5 集水ます内にて魚類の回収v2
[写真.5]

タモ網を用いて、30分程度でほぼすべての魚類を採集することができました。
魚類を取り終えた後は、ます内部に設置してあった流下防止用の、枠状の網をはずして作業完了です[写真.6.7]。

写真.6 枠状の網v2
[写真.6]

写真.7 取り外しv2
[写真.7]

なお、採集した魚類はすべて種類毎に分け、個体数を記録しました。

次に二枚貝の回収作業です。
こちらは以前にも書きましたが、ため池上流の水路にて一時避難させてあったのでそれを回収しました[写真.8]。

写真.8 二枚貝回収v2
[写真.8]

避難させてあった二枚貝はすべて回収できましたが、これもひとえに水路を管理しておられる職人さんが作ってくださった、流下防止ネットのおかげです。
明日の放流会では、子どもたちにこの二枚貝を放流して(ぶん投げて)もらいます( ̄O ̄;)。

(西田 翔太郎)


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| 高塚溜 池干し 放流会準備 調査・研究 池干し・放流 |
| 活動報告 | 21:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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高塚溜池干し

1月29日

29日は高塚溜池干し当日です[写真.1]。

高塚溜
[写真.1]

高塚溜も中溜と同様に数日前から斜樋を操作して水位を下げていました。
なお、高塚溜の斜樋・底樋は中溜のものよりも新しく、ハンドルを操作するだけで作業がおこなえます[写真.2]。

高塚溜 ゲート式底樋
[写真.2]

朝、地元の方と一緒にゲート式の底樋を半開きにして水位を下げました。
9時より池干し開始です。
当日は約200人の方が参加され、田光地区代表の諸岡稲造さんのあいさつに始まり、菰野市長さん、当会代表の北島さんによって活動の内容や目的、注意点などを解説しました(池干しを冬行う理由やため池の機能等)。
その後池干しの仕組みを分かりやすくした紙芝居を子どもたちに読み聞かせました[写真.3]。

高塚溜 紙芝居
[写真.3]

来てくれた子どもたちには池の生物を採集してもらいました[写真.4.5]。

高塚溜 ため池の生き物採集
[写真.4]

ため池直下の水路で採集
[写真.5]


我々は採集された生物をカテゴリーごとに分け[写真.6]、このときに外来生物などを駆除します。

高塚溜 生き物の仕分け作業
[写真.6]


その後、採集した生き物は子どもたちと一緒に観察し[写真.7]、各生物の生態や特徴などを教えました。
高塚溜 観察会
[写真.7]


最後には田光の方が準備してくれた炊き出しをいただいて池干し体験終了です。
無事池干しが終わって一安心です。一緒に作業をしてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

(西田翔太郎)


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| 活動報告 | 23:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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菰野町池干し観察会

1月29日、菰野町田光区の高塚溜にて池干しを行いました。田光のため池では池干しが何度も行われており、今回も田光資源と環境を守る会を中心に、地元住民の方々に多く集まって頂けました。
集まってくれた子ども達は、池干しの説明の紙芝居や、採れた魚類の観察などを楽しんでくれた様で、地域の文化活動としてよい池干しが行われたと思います。

この様な活動を継続している田光のため池は、タナゴを始めとする在来魚も増え、伝統的に管理されていた頃の環境に戻りつつあります。
また、今回の池干しで、在来魚に悪影響を与える外来魚のブラックバスやブルーギルは田光区からいなくなったそうです。
このような地域は全国的にもめずらしく、生物相、管理体制共に田光区はとても良い里山の環境を整えています。

 一方で残念なこともありました。
今回の池干しで、この地域にはいないはずのタナゴが多く見つかりました。
もしかしたら飼いきれなくなったために誰かが放したのかもしれません。

 これらは日本の魚ではありますが、地域固有の生態系に影響を与える可能性があり、県外移入種などと呼ばれます。
実際このタナゴに比べ、田光のタナゴであるアブラボテの数は極めて少なく、何かしらの悪影響があった可能性が考えられます。
田光の個性を守ることを重視し、これらのタナゴはこの池に戻しません。

 国外の魚のブラックバスだけでなく、このタナゴも被害者です。
今回池干しに参加してくれた方、このブログを読んでくれた方が、この様な事態がため池で起こっている事を知り、考えてもらう事に意味があるのではないかと思います。

 今後とも、この様な活動を通してアブラボテを始めとする地域の魚が棲める環境を保全して行きたいと思います。

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(峯 和也)


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| 活動報告 | 13:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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1月29日(日)田光のため池で池干しします

2012年1月29日(日)に,三重県菰野町田光のため池で池干しをします。
今回は水路でつながっている「高塚ため」と「中ため」の二つの池を同時に池干しをする予定です。
この池干しで,田光から完全にブラックバスがいなくなります。

ただいま,池干しをお手伝いしていただく参加者募集中です!
里川の貴重な生き物たちを守るため,みんなで池干しをしませんか?

日時:2012年1月29日(日)午前9時~11時
場所:菰野町田光の高塚ためと中ため
集合:高塚ため
道具・服そう:
   ・たもや生き物を入れるバケツ(あれば)
   ・よごれてもいい服そう
    (長そで,長ズボン,ズックなど)
   ・着がえ
その他:低学年のお子さんは保護者付き添いでお願いします

お問い合わせ先:東海タナゴ研究会 090-3726-3514(北島 淳也)

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(牧野 暁世)


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